かかとの痛みについて
かかとの痛みについて
【原因と症状】
① 足底筋膜の炎症及び緊張
・足の裏にある「足底筋膜」に負担がかかり炎症及び緊張することで、かかとの内側から前方に痛みを感じます。 特に、起床時、体重をかけた時に痛みを感じます。
・足底筋膜が硬くなると足の指が曲がらないや、かかとから足の裏にかけての緊張が強くなります。
また、足裏のカーブが出来ていない状態や延びている状態で衝撃を受けると
かかとに緊張が最大限にかかり、張り詰めた状態になるので、着地の際に痛みが出ます。
それを軽減するためには足底の筋膜を緩める必要があります。
② 腓腹筋、アキレス腱及び周囲の炎症及び緊張
・本来、腓腹筋(足首を底屈させる時に使うふくらはぎの筋肉でアキレス腱に移行して踵の骨についています)は緩んでいる状態だと足を付いても、ジャンプしても痛みを感じませんが、緊張した状態になると足を底屈させることができず痛みが出ます。
・腓腹筋が緊張するとアキレス腱やその周囲の組織も緊張し、引っ張られて炎症を起こしやすくなります。
それを軽減するためには腓腹筋を緩める必要があります。
③ 踵骨疲労骨折
・「踵骨疲労骨折」は、かかとに繰り返しの外力が加わり骨折します。
スポーツ選手(特に中学生)が多く、ランニングやジャンプなどの運動を行うことで起こります。
・同じ動作を繰り返すことで骨に小さなひびが入り、かかとの痛み、腫れ、
皮下出血などの症状が見られます
④ シーバー病(踵骨骨端症)
・「シーバー病(踵骨骨端症)」は、成長期(8~12歳)の男子に多く、踵骨骨端部に運動(体操や剣道、サッカーなど)で負荷がかかり、血流障害が起こり、かかとの痛みを伴う骨端症です。
・かかとの軽い腫れ、圧痛、歩行時痛などの症状が起こります。
・治療法は、過激な運動を中止し、特殊なテープで炎症を軽減し、身体のバランスを整えることで負担を軽減します。
アキレス腱のストレッチ、踵部の少し高い靴の着用なども有効です
⑤ 痛風
・尿酸が結晶となって炎症を起こすことで、かかとに腫れや痛みを引き起こします。
⑥ 不良姿勢
・猫背や偏った負担が身体にかかると、、かかとや足裏の痛みを引き起こします。
身体のバランスを整えることで改善します
⑦ 更年期
エストロゲンの減少で、軟骨や筋肉が衰え、関節内の水分が減少し、血液循環が悪くなり、炎症が起きやすい状態になり、かかとの痛みが起こります
もし、西宮市、甲東園、門戸厄神の方で、「かかとの痛み」でお困りの方は
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