2024-11-05 20:41:00

「寝違え」について

「寝違え」について

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【症状】

朝、眠りから覚めて動こうとした際に,首の後ろや肩にかけて痛みが出ることがあります。 

これを、いわゆる「寝違え」と言います。 首を動かすと痛い場合と痛みで首を動かせない場合があります。

 

【原因】

整形外科でレントゲン検査をしても変化がないのが一般的です。 

原因は様々考えられますが「これが原因だ!」とはなかなか限定しにくいです。

 

例として

◎睡眠中不自然な姿勢が続いたために一部の筋肉が阻血(血液の供給が不足)状態になっている。

◎(手で重いものを持ったなど)上肢の使い過ぎや重労働やスポーツなどで一部の筋肉が緊張・痙攣している。

◎頸椎の後ろの関節(椎間関節)の関節包に炎症が起っている。

◎(うたた寝などでおかしな格好での睡眠・パソコンや事務などの長時間の作業など)同じ姿勢を持続して炎症を起こしている。

などがあげられます。

 

【診断】

起床時に痛くなり、数時間から数日で痛みが改善し、少しずつ首を動かすことで治っていくのが一般的です。 

※痛みが強い場合には、他の病気がある場合がありますのでご注意下さい!

 

整形外科で、手足のしびれはないか、手足の動きは正常か、深部反射(ハンマーで手足を叩いて反応を見ます)は正常か、

X線写真で骨が溶けたりしていないか、などを診察して頂くと安心でしょう。

 

【判別診断】

いわゆる「寝違え」の場合には、首の動きは制限されますが、上記の診察や検査では変化は認めません。 

また,肩こりの症状が強いだけの場合もあります。 

 

痛みが治らず、診察で異常がある場合には、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症、転移性脊椎腫瘍、

脊髄腫瘍、強直性脊椎炎、関節リウマチなどの本格的な病気の可能性もあるので要注意です!

 

【対処法】

◎無理に痛い方向に動かさないで安静にする。

◎湿布を貼る

 

『止めた方が良いもの』

◎マッサージやストレッチ(やりすぎなどで悪化する場合があるため)

 

【当院の施術】

①『特殊整復法』という触れるような刺激の手技を使い

全身の関節や筋肉を元の正常な状態に戻します。

②痛みがある所に特殊なテープを貼る事で開腹を早めます!

 

以上のように全身と局所の両方からアプローチして

早期の回復を目指しています!